「超高層ZEH-M実証事業」、「高層ZEH-M支援事業」の採択要件について
高層(6階建以上)マンションでは、太陽光発電の設置に活用できる屋根面積が限られており、ZEHの基準をクリアすることは非常に困難です。そこで、まずはZEH志向型の集合住宅の普及に向け、太陽光発電等の再生可能エネルギー設備の搭載などの創エネを除く、高断熱外皮や省エネ性能でZEH基準を満たした住宅について、2018年度よりあらたに定められた制度が「ZEH-M Oriented」であり、「超高層ZEH-M実証事業」、「高層ZEH-M支援事業」は、ZEH-M Orientedの水準を満たすことが要件となります。
<ご参考>集合住宅におけるZEHの定義・判断基準
集合住宅におけるZEHの定義・判断基準
※ZEH及びZEH-Mとは
「外皮の断熱性能等を大幅に向上させ、高効率な設備システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現し、再生可能エネルギーを導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅」です。